先生の飼うペット

先生の飼うペット

単元の概要

動物の行動、ライフサイクル、生息・居住環境、観察、データ収集および分析、比較対照
教師は、ペットを飼うことを考えているとクラスに伝え、最適なペットを選んでくれるよう、児童に依頼します。児童は一般的なペットについて調査し、それらの日常的な習性や要求について知り、人に飼われる動物と、それに対応する野生動物とを比較します。その過程で、児童は動物の生息環境と行動について学習し、すべての動物の健康と幸福に対する人間の責任について、新たな理解を得ることができます。

カリキュラム構成質問

  • 本質的質問
    動物と人間はお互いを必要なのでしょうか ? 
  • 単元質問
    どのような動物でもペットにすることができるでしょうか ? 
    ペットと野生動物はどこが似ていてどこが違うでしょう ? 
    調査することは情報の収集とそれを理解することにどのように役立つでしょう ?
  • 内容質問
    動物は生きるために何をしなければならないでしょう ? 
    よいペットの特徴とは何でしょう ? 
    すべての動物が同じ場所で生きられないのはなぜでしょう ?

学習活動の詳細

導入・課題設定 
単元の準備 

  • 地元のペットショップや動物病院から、さまざまな動物についてのペットケア・シートを集めます。
  • 可能であれば、獣医に教室に来てもらうように手配したり、ペットショップまたはペット・シェルターの見学を企画して、子供たちが責任あるペット・ケアについてより深く学べるようにします。
  • インターネットを利用して、児童がペットやペット・ケアについて調査を進める上で役立つ情報を入手します

(1日目)

  • ペットについて話し合い、児童たちが知っていること、疑問に思っていること、そして関心の範囲を、Know-Wonder-Learn (K-W-L) チャートに記録します。
    • 単元の初日に、教師が自宅でペットを飼うことを考えていることを伝え、最適なペットを選ぶのを手伝ってくれるよう、クラスに依頼します。
    • これらの疑問点を解決するための手順について児童が考えるように仕向け、その方針について記録します。
      食料または労働力として、さらにはペットとして、どのように動物が飼いならされてきたかを説明する本を含め、この単元では、人間とペットの関係についての本も読むようにします。最後に、教師の家庭、関心、スペースの問題、その他のペット、およびスケジュールについて説明し、児童がこれらの要素を考慮して、教師の家族に最適なペットについて検討できるようにします。
    • クラスで K-W-L チャートの記入が終了したら、児童が家庭でどのようなペットを飼っているかに興味があることを伝えます。教師が飼うべきペットを特定するための調査を実施することを児童に知らせます。
    • 調査の意味について話し合い、実施方法についてのヒントを与えます
  • 何人かの児童にサンプルとして調査を実施させ、各児童に結果の発表方法を示します。児童の理解を確認したうえで、児童を 2人ずつの組 (ペア) に分けます。
    • <教師の投げかけ> (本質的質問)
      児童に、「動物と人間はお互いを必要なのでしょうか ? 」 という本質的質問について考えるように促します。
    • クラスのディスカッションをフォローして、児童の考えをチャート用紙に記録していきます。
  • 児童に質問を投げかけ、アイデアを理科日誌に記入させます。
    • <教師の投げかけ> (内容質問)
      「調査することは情報の収集とそれを理解することにどのように役立つでしょう ? 」

(2日目) 調査シートの作成

  • 内容質問に答えるために、児童はクラスメイトが収集したデータを分析します。各ペアに、クラスの大部分の児童が飼っていると思われるペットを 6種類挙げさせます。
  • さらに、この 6種類のリストを 4種類に絞って、調査で使用する。児童に、表計算ソフトのテンプレート (XLS 15KB) をコピーして開き、チャートの 1行目の列 B から E までに、調査に使用する 4種類のペットを記入させ、ファイルに名前を付け、変更を保存させます。ファイルを閉じる前に、児童のペアごとに、調査に使用するハードコピーをプリントさせるようにします。
  • 調査を開始する前に、大部分の児童が自宅で飼っていると思われるペットの種類を児童に予測させ、それを各自の日誌に記入させます。
    <使用ツール>
    コンピューター ・表計算ソフト

調べ
(3日目) 調査の実施
グラフの作成方法を教えます。 

  • 各ペアが調査フォームを作成し、予測した内容を記録する。
    • たとえば、調査対象の児童の名前がJohnで、質問に「はい」と答えており、実際に猫を 3匹飼っている場合は、調査を行っている児童は、猫の列のJohnの名前の横にチェックマークを 3つ入れます。以上のプロセスを再度児童と共に確認し、適切に調査を実施してデータを記録する方法を、確実に児童に理解させます。 
  • その他すべての児童について調査を実施させます。※この場合、調査フォームに記入していたペットのどれかをクラスメイトが飼っているかだけを尋ねるようにします。調査対象の児童が調査フォームに記入されている 1 つまたは複数の種類のペットを飼っている場合は、それぞれのペットについて、児童の名前の横の、該当する動物の列にチェックマークを 1つ入れるように指示します。 

まとめ
(4日目) データの分析

  • 各児童がクラスの児童全員について調査し、必要なデータをすべて収集したら、調査フォームに記録されたそれぞれのペットの合計数を計算して、その情報をチャートに追加します。
    • ここで児童に、次のステップではこの情報をグラフで表し、調査結果を目に見えるようにすることを伝えます。児童は、棒グラフや折れ線グラフを任意に選ぶことができます。いくつかのグラフ (棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど) の例 (DOC 95KB) を示し、各種のグラフによってデータがどのように視覚的に表現されるかを説明して、それについて話し合います。
  • 次に、児童には保存した表計算ソフトファイルに戻り、調査データを電子的に記録するように指示します。
    <使用ツール>
    コンピューター・表計算ソフト

(5日目) グラフの作成  

  • 児童にデータを解釈する実習の機会を与えます。
    • 表計算ソフトのグラフ挿入ボタンを使用することで、データから簡単にグラフを作成できることを児童に示します。 
  • さらに表計算ソフトのテンプレートを使用して、児童のペアにその他の調査データについてのグラフを作成するよう指導します。
    • ・スクリーンまたはテレビ・モニターにコンピューターの画面を映して、表計算ソフトプログラムで、同じデータを、棒グラフをはじめとするさまざまな種類のグラフで表してみます。
      ・グラフごとに異なる特徴を説明します。 (たとえば円グラフは全体の中の割合を示し、棒グラフは数値的な違いを示し、折れ線グラフは時間的な変化を示す)
    • これらのグラフは、プロジェクトの後の段階で、ニュースレターやスライドショーにインポートすることができます。各自が収集したデータに最適だと考えるグラフを児童のペアごとに選択できるようにし、必要に応じてグラフの作成をサポートします。
    • 話し合いを指導しながら必要に応じて質問することで、児童が積極的に参加し、
      考えや意見を発表し、収集されたデータを分析して結論に至るようにします。
    <使用ツール>
    コンピューター・表計算ソフト

(6日目) グラフの比較および対比

  • すべてのペアがグラフを作成したら、グラフと収集したデータをクラス全体で見せ合い、比較します。
  • クラスメイトが飼っているペットの種類を確認し、その理由について話し合います。
  • また、最初に予測した内容と、クラスで得られたデータとを比較します。 
    • 他のクラスの児童が資料や Web を使用して実施した調査結果も、より詳細な比較や解釈を行うための参考になるでしょう。
    <使用ツール>
    コンピューター・表計算ソフト

調べ 2
(7日目) 二次調査の実施
 

  • 各ペアで二次調査を行います。
    • 児童が調査の準備と実施を一度経験すれば、後は児童の任意で調査を進めさせることができます。新たに学習したスキルを強化し、実践するために、児童のペアにペットの調査に関して別の観点から質問を立てて考えるように仕向けます。
  • 各自のタスクは、ペットに関するユニークな質問を考え、それについてリサーチ、調査、分析、グラフ化を行い、その過程で学んだことをクラスで報告することになります。
    • 今回は各グループの調査用の質問はそれぞれ異なることを児童に伝えます。ここでは、児童がペットに関する調査のための質問を考える手助けをします。
    • 質問の例としては次のようなものが考えられます。
      ・最も世話がむずかしいペットはどれか ?
      ・児童の家庭ごとに飼っているペットの数は ? (8人が 0匹、4人が 1匹、3 人が 2匹など)
      ・クラスメイトが飼っているペットの種類と数は ? (犬が 3匹、猫が 8匹、魚が 42匹など)
      ・クラスメイトが飼いたいと望んでいるペットの種類は ? (馬を望むのが 8人、犬を望むのが 3人など)
    • 各グループの調査とレポートについて、モニタリングとサポートを行います。
    <使用ツール>
    コンピューター ・表計算ソフト

まとめ 2
(8~9日目) 発展的な質問

  • 単元質問について考えるように、児童に促します。
    • <教師の投げかけ> (単元質問)
      「良いペットの特性にはどのようなものがあるか ? 」
      「どのような動物でもペットにすることができるでしょうか ? 」
  • また、ペットをペットたらしめる基準についても話し合います。
  • 児童にそれぞれの答を述べさせ、それらを 1枚のチャート用紙に記録します。
  • このシナリオを提示したら、どのような種類のペットをショップで販売すべきかを調査するように、児童を指導します。
    • 次のシナリオを提示します。自分は新規に開店するペットショップのオーナーであり、次の週の開店日までにさまざまな種類の動物を揃える必要があります。目標は、顧客にとって良いペットになり、ショップでの世話にも手間がかからず、早い段階で買われることで利益が得られる動物を選ぶことです。ショップを成功させるためには、ここで適切な種類と数のペットを揃えるための方法を決定しなければなりません。また、どのような種類のペットをショップのメインにするかを考える必要があります。
    • 児童をサポートするために、調査に関して次のような質問を投げかけます。
      ・そのペットにはどのような世話が必要か ?
      ・そのペットの購入と世話にはどれだけの金額がかかるか ?
      ・そのペットのために購入する必要があるものは何か ?

参加・実践
(10~11日目) ペットショップの広告作成

  • 児童と共に、作成の指針と、ポスターに含めるべき内容の基準のリストを作成します。
    • 児童のリサーチが終了したら、新しいショップで販売するペットの広告ポスターを作成することを伝えます。選択するペットは、シナリオで示された基準を満たし、リサーチによって裏づけられた種類でなければならないことを確認します。
      可能であれば、児童に広告ポスターの実例を見せて、簡潔かつ説得力のある表現方法がどのようなものかを説明するとよいでしょう。
    • ポスターに含めるものとしては、写真、ポスターのタイトル、簡潔な説明、値段、ペットのために必要な物のリスト、世話の仕方などの項目が考えられます。
  • ペットショップのポスターを作成します。
    • ポスター作成の指針を決定したら、DTP ソフトウェアを使用して本格的なポスターを作成する方法を示します。あるいは、既存のテンプレートを修正する方法を教えます。
    • 児童が自身でペットショップの広告を作成できるように、必要に応じてサポートを行います。
  • 広告を作成したら、児童を 3人から 4人のグループに分けて、作成したポスターをグループ間で見せ合います。
    • ここでは、どの種類の動物が最適なペットになるか、その理由を含めて児童が結論を導くように促します。特に動物が必要とする物、特性、生息環境などに注意を向けるようにします。
  • グループ間でポスターの回覧が終わったら、クラス全体で感想を述べ合います。
  • その後、図書室、廊下、事務室など、他の児童が見ることができる場所にポスターを掲示します。

調べ 3
(12日目) 動物の生存方法についての学習

<教師の投げかけ> (内容質問)
「動物は生きるために何をしなければならないでしょう ? 」という内容質問を導入するために、"Guess That Pet" スライドショーを児童に見せます。

  • 児童には、思いついたことをペット観察日誌 (DOC 32KB) に記録させます。 (観察日誌は、児童の理解を深めるために、単元の学習過程で頻繁に使用するようにします。児童は日誌に質問に対する答を書き込み、図示し、また他の児童の答えを書き取ったりします)
  • ディスカッションでは、日常の行動と運動のためのスペース、住みか、食物、水、空気、光 (野生動物の場合は、後で子育ての場所を追加します) などの特徴を引き出します。
    • これらの特徴を包含する生息 (居住) 環境という用語を紹介します。その他の質問としては、次のものがあります。
      ・動物と人間はお互いを必要なのでしょうか ?
      ・ペットに対する人間の責任とはどのようなものでしょう ?
      ・ペットと野生動物はどこが似ていてどこが違うでしょう ?
      ・良いペットの特徴とは何でしょう ?
      ・ペットと野生動物それぞれの特徴と習性はなんでしょう ?
    <使用ツール>
    コンピューター・プロジェクター・スクリーン・プレゼンテーションソフト

(13日目) 動物の生息環境についての探究

  • 動物が生存するために必要なものについて児童に理解させたら、ただ生存することと繁栄することとの違いについて、児童にディスカッションさせます。
    • <教師の投げかけ> (内容質問)
      議論の後で、「すべての動物が同じ場所で生きられないのはなぜでしょう ? 」 という内容質問を提示します。
  • 各児童に任意の生息環境カードと動物カードを 1枚ずつ与えます。そのカードにある動物が、その環境で生存および繁栄できるかどうか、児童に判断させます。その動物が生存できるか、さらに繁栄できるか、考えを記録させます。
    • 児童がこの質問について話し合い、解答を得るために、さまざまな生息環境の種類を別々の紙に書き、児童に配ります。生息環境の種類としては、たとえば、森、海、家屋、裏庭、アパート、海辺、砂漠、農場、熱帯雨林などが考えられます。ペット化された動物や野生動物の写真を集めます。
  • 各自が取り上げた動物と環境について、その動物がその環境で生存および繁栄できる理由、またはできない理由を発表し合います。
  • 次に児童に環境カードを保持したまま、動物カードだけを交換させます。児童は、新しい動物カードについて、答を記録します。
    • 時間が許せば、今度は動物カードを保持したまま、環境カードを交換させます。
  • 各自の答は、グループ全体のディスカッションで発表し合います。
    • このアクティビティーの後で、「どのような動物でもペットにすることができるでしょうか ? 」 という単元質問を提示し、児童の答をチャート用紙に記入するか、各自の日誌に記録させることもできます。
    <使用ツール>
    コンピューター・プロジェクター・スクリーン・プレゼンテーションソフト

(14日目) 動物の行動の観察

  • 宿題として、児童にペットを体系的に観察させます。ペットを飼っていない児童は、友人、近くの家庭、または親類が飼っているペットを観察することもできます。
  • どのようなペットの行動を重点的に観察するか話し合い、修正した動物観察フォーム (DOC 48KB) に記入します。
    • このフォームを使用して、サンプルとして 30分ごとに 3時間、ペットの行動の観察を行い、その内容を記録する方法を児童に示します。
  • クラスで飼っているペットを対象にして、あらかじめクラスでこの練習を行います。
  • 自宅での観察が終了したら、児童は観察に関連する質問に答え、クラスでの話し合いに備えます。
    • たとえば、「私の猫の餌はボウルに入れて与えられる。餌については飼主に依存していて、日常それについて心配することはない。ヤマネコは自分で餌を獲らなければならず、狩りに毎日多くの時間を費やしている。頼るものは自分しかなく、人間はそれを妨げる存在である」 などの考察が得られる。
  • 学校ではディスカッションを行い、児童による観察結果を比較します。ペットに対する直接的な観察と、それから導き出せる野生動物の行動について話し合います。
    <使用ツール>
    コンピューター・プロジェクター・スクリーン・プレゼンテーションソフト

参加・実践
(15日目) 
児童によるニュースレター (PDF 241KB) の作成
小グループが順にコンピューター室を使用するように手配します。

  • 児童は、ペット・ニュースレターに載せるため、学習しているペットに関する記事を作成します。ニュースレターでは「動物と人間はお互いを必要なのでしょうか ? 」 という本質的質問に取り組み、これに答えるとともに、その他さまざまな単元質問や内容質問も扱います。
    • えるとともに、その他さまざまな単元質問や内容質問も扱います。
      【序文】
      ・ペットの基本的な世話について
      ・調べ学習に基づくレポート記事、実施した活動で記録された児童の直接的な観察結果、および本質的質問に答えるために収集された情報に基づく結論
      ・本質的質問の答を裏付ける、ペットについての個人的な観察または経験に関する記事
      ・内容質問に取り組み、それに答えるその他の記事
      ・デジタル写真、グラフィックス、またはスキャンした図版など
    • ニュースレター・チェックリスト (DOC 51KB) を児童に配布し、それについての児童からの質問に答えます。
    • 児童は、このチェックリスト (DOC 51KB) を、ニュースレターを作成するための指針として使用します。
      最終稿が完成したら、児童がこれをニュースレターにまとめるのを助けます。
  • 記事の草稿ができたら、児童が互いにこれを見せ合い、修正のためのアイデアを得るようにします。
    <使用ツール>
    コンピューター・ワープロソフト・DTP ソフトなど

まとめ 3
(16日目) ペットと野生動物との比較

小グループが順にコンピューター室を使用するように手配します。

  • 「ペットと野生動物はどこが似ていてどこが違うでしょう ? 」 という単元質問を理解し、これに答えるために、児童をグループに分け、それぞれにある種類のペットとそれに対応する野生動物を割り当てます。
    • (たとえば、猫 / ヤマネコ、犬 / 狼、グッピー / マス、セキセイインコ / アメリカムシクイなど)
  • T チャートを作成します。
    • 特徴の比較を T チャートに記入する方法を児童に示します。このチャートは、マルチメディアを利用したプレゼンテーションのための資料になります。
  • T チャートを完成したら、その情報を利用して、ペットとそれに対応する野生動物の類似点と相違点を表すベン図を児童に作成させます。

発表
(17~19日目) 児童によるマルチメディアを利用したプレゼンテーション

  • 児童はまず紙の上で草稿を作成することから始めます。
    • 児童が調べ活動を完了したら、学習したすべてのことをまとめた、マルチメディアを利用したプレゼンテーション (PPT 239KB) を作成することを各グループに伝えます。このプレゼンテーションによって、クラスの他の児童に、それぞれのペットと野生動物についてのあらゆる情報を示します。プレゼンテーションは、これまでに挙げた質問を扱うとともに、次のような要素で構成されます。
      ・タイトル ・スライド
      ・生息・居住環境に共通する要素 (空間、住みか、食物、水、空気、光、および子育ての場所) についての説明
      ・ペットの日常的な習性と必要についての説明
      ・対応する野生動物の日常的な習性と必要についての説明
      ・人間が両者とよい関係を作る方法についての説明
  • 草稿ができたら、児童を教師の会議に参加させ、すべての構成要素が揃っていることを確認し、文法上の誤りを修正します。
  • 草稿を修正したら、コンピューターを使用してプレゼンテーションの作成を開始します。
  • 児童のスライドショーが完成したら、グループごとにクラス内でプレゼンテーションを行います。
  • 各グループのプレゼンテーションが終了するたびに、クラス全体で感想を述べ合います。
  • すべてのグループのプレゼンテーションが終了したら、「動物と人間はお互いを必要なのでしょうか ? 」 という本質的質問についてのディスカッションを行います。
    • ここでは、児童が学習した内容について質問し、考えを述べ合い、結論を導くための時間を確保します。児童の答を引き出し、単元の最初に用意したチャート用紙に記入します。
    <使用ツール>
    コンピューター・プレゼンテーションソフト・プロジェクター・スクリーン

評価
(20日目) 児童の主張の展開
最後のアクティビティーでは、教師が飼うべきだと児童が考えるペットについて、主張することになると伝えます。

  • また児童は、提案の中で本質的質問に関連して、教師が特定のペットを必要とする、または必要でないと考える理由と、ペットが教師を必要とする、または必要としない理由を述べます。
    • 説得力のある提案を行うには、事実と説得的な言葉を組み合わせるべきであることを示します。児童の選択は、ペットが必要とするものに加えて、教師の家庭の状況に基づいていなければなりません。※ 児童には、選択したペットについてプレゼンテーションを行う媒体 (詩、パネル形式のマンガ、スライドショー、歌など) を選択することを許可します。
  • この最後のアクティビティーで、児童は 「動物と人間はお互いを必要なのでしょうか ? 」 という本質的質問に答える必要があります。これによって 「良いペットの特徴とは何か ? 」 という単元質問に答えることもできます。

発展的学習
ペット探しポスターの作成

  • これについて、児童がブレインストームを行い、ポスターに何を記載するかのリストを作成します。
    • 時間があれば、ペット探しのポスター (PDF 365KB) 作成という、非常におもしろいアクティビティーを児童に勧めることもできます。
    • 自分のペットや想像上のペット、またはぬいぐるみの動物について、ペット探しポスターを作成することを児童に伝えます。
  • 必要な要素のリストが完成したら、児童が自分でペット探し、ポスターを DTP プログラムを使用して作成できるようにサポートします。
    • このリストに含まれる項目としては、ペットについての説明、連絡先、ペットの写真、謝礼などが挙げられます。
  • ポスターが完成したら、ペットの写真またはぬいぐるみの動物を、学校内のどこかに隠します。ペットの写真を隠してポスターを校内に貼り出したら、他のクラスにペットを探すための協力を求めます。
    ポスターを見た他のクラスの児童は、ペットを探して元のクラスに戻し、謝礼を受け取ることになります。
    <使用ツール>
    コンピューター・DTP ソフト

テラシー・スキル・レベル

  • コンピューターに関する基礎的なスキル (マウスの使用、基本的なキーボードの使用、保存、プリント)

児童・生徒別の指導方法
普通レベルの児童・生徒

  • これらのプロジェクトには制約がなく、すべての児童が参加できます。
  • 各課題を作業単位で分割することで、注意力が乏しい、または体系的な作業ができない児童でも取り組むことができます。
  • 特別な支援が必要な児童については、サポートするパートナーがいるグループに割り当て、Individual Education Plan (IEP) に沿って、大人による助け、作業完了までの時間延長、作業内容の調整などを加味することができます。
  • テンプレートなどの支援ツールを児童に配布することで、最終プロジェクトの実施をサポートできます

成績優秀な児童・生徒

  • 成績優秀な児童には、読み方、書き方、さらにテクノロジーの活用方法についてのエキスパートとしての役割を持たせることができます。
  • 児童にペットショップのオーナーに対するインタビューを実施させ、ショップの運営と利益確保のための方策について取材させ、クラスに報告させます。また、協力できることがないかどうか野生動物の救助センターに電子メールで尋ねさせ、クラスに報告させることもできます。
  • 児童にリサーチを実施させ、ペットや動物、またはその生息・居住環境について、より突っ込んだ調査をさせるのもよいでしょう。

評価プロセス

  • 児童は観察日誌の質問に答えることで、学んだ内容を高い頻度で発表します。このように頻繁に状況を確認することで、指導方法をそれに応じて調整することができます。日誌に記入された答えとスライドショーは、プロジェクトのルーブリク (DOC 48.5KB) を使用して評価されます。プロジェクトの実施中に、教師と児童間の頻繁な 「チェックアップ」 を行うことで、児童が正しい方向でプロジェクトを進めていることを確認するとともに、最終的な成果に至るために必要な支援とフィードバックを与えます。ニュースレターは、児童とニュースレターのルーブリク (DOC 48KB) のためのニュースレター採点シートを使用して評価されます。マルチメディア・プレゼンテーション・チェックリスト (DOC 43KB) と ニュースレター・チェックリスト (DOC 51KB) は、期待値を設定して、児童に正しい方向性を与えるために役立ちます。
先生の飼うペット

概要

学年: 小学校3~4年


教科: 
算数・数学, 理科, その他


総時間: 20時間