発問

 

発問

発問について

発問は優れた指導の中心となります。適切な質問を選ぶことは、思考を刺激する回答を誘発し、生徒に実りある議論をさせるために必要です。発問の指導方略は、分析、統合、評価など、より高度な認識思考スキルを要する質問をすることです。つまり、深い考えが求められ、考える甲斐のある質問を尋ねるというものです。考える甲斐のある質問をすれば、生徒は考えを模索し、新しい知識を他の状況に適用することが求められます。

異なる種類の質問をすると、生徒は異なる独自の方法で考えることができます。プロジェクト学習の核として、授業では本質的質問と、高度なカリキュラム構成質問が行われます。質問は学習単元の始めに課せられ、生徒は単元を通じて常にそれらの質問の答えを探し、何度も質問に立ち返ります。

生徒に自分の立場の主張や説明を求める質問は、オープンエンドな質問です。それに対して、答えの範囲が限られており、正しいか間違っているかを生徒に答えさせるようなものをクローズドな質問と呼びます。オープンエンドな質問は、生徒に深い思考を求め、複数の視点で考えることを奨励します。正解が1つだけあるような質問ではありません。生徒のグループにオープンエンドなの質問を課すことで、考えや答えの数は無限になります。オープンエンドの質問の主要ポイントは次のとおりです。

  • 何に価値があり、何が重要であるかを生徒に伝える
  • さまざまな回答を引き出す
  • 教師と生徒のコミュニケーションを図る
  • 授業でディスカッションやディベートを活発に行わせる

効果的な質問とは、教師と生徒の双方が積極的に関わるものです。教師は、回答を尋ねる前に「待ち時間」を設けることが重要です。待ち時間とは、教師の質問に対して生徒に口頭で答えさせるまでに設ける時間のことです。この時間を設けることで、生徒には話し始める前に答えをよく考える機会が与えられます。また、たった2、3人の生徒ではなく、より多くの生徒の考えを受け入れることが肝要です。考えをみんなと共有したいと思う生徒すべてに、その機会を与えるべきです。時間の都合上それが無理な場合、それらの生徒には後で議論できるよう日誌、学習記録、またはホワイトボードなどに考えを書けるように配慮することが必要です。  

授業での実践

すべての学年のあらゆる教科で、効果的な質問によって生徒を授業内容に引き込むことができます。

入念な質問、仮説的な質問、確認のための質問 >
すべての学年の生徒に用いることができる、さまざまな種類の質問テクニックの例を参照してください。

ソクラテス式問答法 >
ソクラテス式問答法のテクニックと、授業でのその使い方について参照してください。

追加リソース