プロジェクトの計画

プロジェクトの計画

プロジェクト型学習には入念な計画と準備が必要

何かをしっかりと生徒に教えて、確実に学習に取り組ませるために、教師は効果的な計画と準備を行う必要があります。生徒に高い目標を持たせているときも、あらゆる指導の段階において、適切な計画と準備が求められます。プロジェクト型学習も例外ではありません。

プロジェクトを成功させるためには、終了時を念頭に設計する必要があります。しっかりと焦点を絞った学習目標がないと、プロジェクトの目的が不明瞭になり、生徒に学習成果への期待が誤って伝わることがあります。プロジェクトを設計する際には、計画した学習活動が、意図した学習目標を生徒が達成するのに役立つようにすることが重要です。カリキュラムの目標、目的、および指導要領を見直して、カリキュラムの優先順位を検討します。基本的には、プロジェクトの計画は次の手順で行われます。

  1. 指導要領とつけさせたい高度な思考スキルを検討して、学習目標を決定します。
  2. カリキュラム構成質問を考案します。
  3. 評価プランを作ります。
  4. 学習活動を設計します。

プロジェクトの計画は直線的なものではありませんので、手順はこのように単純な4ステップではありません。頻繁に前のステップへ戻って調整します。カリキュラム構成質問とプロジェクト型学習の視点が、単元の学習目標を達成するのに役立ちます。単元の間は、生徒の進度を評価したりモニターしたりする機会を何度か持つことが必要です。

プロジェクト型アプローチの誤解

「プロジェクト型学習」ということばを聞くと、さまざまな概念や定義が思い浮かぶかもしれません。一般的に以下のような誤解が考えられます。

プロジェクト型学習は長く、集中し続けるのが困難である

プロジェクトには、さまざまな「手と頭を働かせる」タスクが関わります。タスクはそれぞれ複雑さや長さが異なり、たとえば公害に関する奉仕学習のように詳細に行われることもあれば、クラス内ディベートのような簡単なものもあります。プロジェクトがよく計画され、重要な基準や学習目標に沿っていて、生徒の目標が明確に示されていれば、そのプロジェクトへの生徒の集中力を持続させることができます。

プロジェクト型学習を実践するためには指導法の刷新が求められる

プロジェクト型学習は、あくまでも指導法の1つです。これによりあらゆるスキルや知識を指導できるというものではありません。多様な指導方略と学習スタイルを取り入れているものであり、現在の指導と併せて行うことで、学習体験を豊かにし、時間をより効率的に使うことのできる方法です。教育者が重点を置くポイントは変わっていません。何を知るべきかということと、何をできるようにすべきかということを生徒に教えることが教師の目標であることは、依然として同じです。プロジェクト型学習は、この目標を達成するための新しいアプローチの1つなのです。

プロジェクト型学習には多くの作業が伴う

教師によっては、プロジェクト型学習への転換といっても特に新しい課題だと感じない人もいるかもしれません。しかし一方で、プロジェクト型と聞くだけで圧倒されてしまう人もいるかもしれません。プロジェクト型学習を行うのが初めてであれば、小さい規模から始めて、うまくいったものを積み重ねていくのが最良のやり方です。つまり、まずは1つか2つの教育手法を取り入れて、徐々にそれらを組み合わせて最後にはプロジェクト型単元を実現させるという方法です。小さい規模で始める際には、次の要素を盛り込むことができます。

  • 地域の専門家の協力
  • プロジェクトのシナリオ
  • 生徒が作成したルーブリック
  • グループによる共同作業

実践していくにつれ、プロジェクト型学習の利点が少しずつ理解できるでしょう。また、徐々にプロジェクト型への転換が図られ、より大きなアイデアが持てたり優れた設計ができるようになるでしょう。

プロジェクトの計画

プロジェクト計画ガイド

プロジェクトを計画する際には、これらの資料を参考にしてください。

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プロジェクトでの評価 >
プロジェクトのルーブリック >
プロジェクトのチェックリスト >
プロジェクトのアイデア >

評価計画のリソース

生徒中心の評価方法の利点についての詳細な情報と、それらを授業でどう使用するかについて説明します。さまざまなプロジェクトにおける実際の評価プランの例をご覧ください。 

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