2011年11月10日、インテルはカリフォルニア大学バークレー校で 第 7 回インテル グローバル チャレンジの今年度の受賞者を発表しました。今年度は 20 カ国のチームのうち最終選考に残った 28 チームが、ヘルスケア、テクノロジー、省エネルギー、災害管理といった分野での草分け的な功績を反映したビジネスプランを発表しました。これらのプランには、紫外線検出、ココナツベースの代替パッケージ、先進的な火災防止/検知システムのソリューションが含まれています。インテル キャピタルをはじめとするシリコンバレーの大手ベンチャーキャピタル企業の代表者が審査員を務め、各チームは貴重な意見を聞くことができました。
Gaitu を利用すると、消費者は操作が難しく高価な写真編集ソフトウェアを使わなくても写真に特殊効果を加えられます。Gaitu は中国市場向けの統合型 e-Commerce プラットフォームであり、画像処理のニーズを抱える消費者と画像処理サービスを提供するデザイナーのマッチングを行います。消費者は写真を Gaitu のサイトにアップロードするだけでよく、後はデザイナーが処理してくれます。Gaitu では画像共有サービスも提供しています。さらに、編集済みの写真を油絵に加工したり、マグカップなどの商品に印刷する派生品市場にも進出しています。
このほか、名刺やロゴなどのデザインサービスと、印刷リソースや物流リソースを統合したオンライン印刷サービスも提供しています。Gaitu は、デザインから印刷までをワンストップ・サービスで提供する最初の中国企業として、消費者向けに画像処理のあらゆる面を簡素化することに取り組んでいます。
患者の血液などの生体試料に対して DNA テストを実施すると、感染症や遺伝的疾病素質を特定できます。ただし、従来の DNA テスト装置は高価であるため、通常は、分析が行われる中央施設に患者の試料を送らなければなりません。これは、コストの増加と、テスト結果の判明の遅れにつながっています。そこで Maxygen は、個人開業医、中小規模の医療センター、地方の施設などでポイント・オブ・ケア (POC) に使用可能なローコストの高速 DNA テスト・ソリューションを開発しました。従来の POC DNA ベースデバイスは、極めて高価で操作が難しい上、結果が出るまで 40 分以上かかります。Maxygen のソリューションでは、デバイスの設計と DNA テストの化学作用の両方に複数の革新的技術を採用して、優れた携帯性や操作性と低価格を実現しました。医療スタッフは、生体試料を使い捨ての Maxygen カートリッジに入れてから、そのカートリッジを Maxygen テストデバイスに装填するだけでかまいません。デバイスがすべてのテストを自動的に実行して、10 分以内に結果を表示します。Maxygen は、ほとんどの感染症、数千種類の疾病素質と遺伝性疾患、100 を超える家畜や植物の病原体を正確に検出できることが実証されています。
C 型肝炎ウイルス (HCV) には全世界で約 2 億人が感染しています。この病気の伝染を抑えるには、感染者を早期に発見し治療することが欠かせませんが、活性 HCV を検出するための従来の手法では通常、2 つのテストが必要になります。NanoDiagX は、金のナノ粒子を使った HCV ナノゴールド・テストを開発しました。このテストでは 1 時間未満で病気を検出可能であり、現在の商用テストの 10 分の 1 のコストしかかかりません。NanoDiagX は、感染率が高いがリソースが不足している地域では特に、ナノゴールド・テストが HCV の蔓延防止に向けた世界的な取り組みの大幅な改善につながることを期待しています。また、自社のテクノロジーを結核症やがんのバイオマーカーなどその他の感染因子の検出にも応用していく考えです。